The Dark Side of Generative AI Girl Friend
恋愛不毛時代を助長する危険なAIガールフレンド、
理想の女性との理想的な関係の末に陥る”AI誘発性精神病”

Published on 9/17/2026


 世界的に性経験を持たない成人男性が増え続ける中、そんな男性達をターゲットに物議を醸しつつ新たに立ち上げられたプラットフォームが「SxxxAI」。
開発に過去2年を要したこのプラットフォームは、18歳位以上の男性が、顔も身体も性格も、理想の女性をAIでデザインすることが出来、 その架空のAIガールフレンドとの運命的な出会いや、デート、そしてヴァーチャルなベッドルームでの相手の行動まで全てデザインして、 理想の女性と理想的なラブストーリーが構築できるウェブサイト。
 AIのガールフレンドを作るのは無料であるものの、彼女とのチャットや彼女との動画や画像を生成するのは月額1ドル~99ドルまでのサブスクリプション。
最低額の1ドルだと、最大10人まで理想の女性をクリエイトすることができ、そのAIガールフレンドとのチャットや体験動画生成に遣えるクレジット、いわばポイントが300与えられる一方で、 最高額99ドルのエリート・サブスクリプションを選ぶと、50人までAIガールフレンドを生成することが出来て、彼女らとのアクティビティやチャットのためのクレジット数は3000。
 1から理想のガールフレンドを作るのが面倒という男性のためには、サイト側が約100人の規制のAIガールフレンドを用意しており、その中には、マイアミ在住のモデルで24歳のソフィア、 サウジアラビア出身の26歳のヌール等、様々な文かやバックグラウンド、宗教まで考慮したラインナップ。
 同様のプラットフォームは、Candy AI、DreamGF、KupidAIなどがあるけれど、テキスト・メッセージで始まったコミュニケーションが ボイス・コール、ビデオ・コールにエスカレートし、人間同様に交わした会話、ヴァーチャル・デートの体験の記憶を重ねて、 精神的にどんどん深い関りを持っていくようにデザインされており、ビジュアル的には圧倒的にロングヘアでバストが大きく、セクシーながらもやや童顔の女性が圧倒的に多いのだった。



AIガールフレンドに魅せられた男性が陥る症状


 ハリス・ポールの調査によれば、Z世代の51%が「週末に孤独を感じる」と回答しており、この割合は62歳から80歳のベビーブーマー世代よりも37ポイントも高い数値。 またZ世代49%が「対面で一緒に過ごせる友人がさほどいない」と認めており、65%が「自身の社会生活は対面よりもスマートフォンを通じて行われる」と回答。 ギャラップ社の調査によると、15歳から34歳の米国人男性は25%が孤独を感じており、同年代の孤独を感じるは女性18%を上回っているのだった。
 そんな孤独で、対人のコミュニケーションが苦手で、週末の趣味やアクティビティを持たない男性が SxxxAi のようなサービスを使用した場合、 容易に見込まれるのが、相手がAIと知りつつ、もしくは相手がAIであることを忘れてのめり込む状況。  心理学の専門家によれば、「女性に比べて本音を明かしたり、自己表現をしたり、自分の感情と向き合うことが苦手な男性は、どうやって心を開けば良いのか分からないだけでなく、 そうすることで弱く見られたり、拒絶されることを恐れているうちに、中身を伴わない意地やプライドが特に女性に対して強くなる傾向が顕著」であるとのこと。 そしてプライドと共に大きく膨らむのが、女性に対する勝手な妄想や思い込みで、そんな男性が自分が理想とするルックスの生成AIの女性像と 毎日会話を交わし、思い出を共有し、自分に都合が良いラブストーリーを構築し続けれることで起こり得るのが以下の問題。



生成AIガールフレンドはエンターテイメントか、妄想の入り口か?


   アメリカにはラスヴェガスから砂漠エリアに向かって1時間ほど走ったところに、合法に経営される売春宿があるけれど、 そうした特殊な環境に出向いて、お金を払って売春婦に自分が思う通りのプレーをして貰うのに比べて、SxxxAiは自分の通常の生活環境の中で AIガールフレンドに聞きたい言葉をかけてもらい、自分の日常生活に溶け込むデートやセックスを自分でデザインし、その具現化を画像で観るうちに 多くの男性がやがて陥るのが、”AI誘発性精神病”。
 通常、男性は自分が病気だと自覚する前に、「女性はこうあるべきだ」という意識を強く持ち、それに沿わない女性を 相手かまわず否定したり、自分の意のままに矯正出来る存在だと思い込むことようで、それを危惧しているのが様々な女性の権利擁護団体で、 「女性は誰かの快楽のために設計・プログラムされるような製品ではない」として SxxxAi のサービスの存在性に疑問を投げかけており、 全米女性機構(National Organization for Women)会長のキム・ビジャヌエバは、「Noと言わない女性像を作り出したところで、男性の孤独を解決することなどできない」 とコメントしているのだった。
一方、SxxxAI側は、「同社のAIガールフレンドが現実の女性に取って代わることを意図したものではない」と釈明。あくまで同社のサービスが、 エンターテインメントや創造的交流の一形態として設計されており、ユーザーが架空のAIキャラクターを創造して、交流を楽しんでいること、そうしたキャラクターを自由にカスタマイズできる創造的な体験も 同社の醍醐味であることを強調し、カスタムメイドのラブドール(ダッチワイフ)のAI版というスタンスを崩していないのだった。
 ”AI誘発性精神病”に陥るのは男性だけではなく、女性も陥る症状で、今ではそうした症状に陥って、精神と経済状態を蝕まれてしまった人々を救済する 支援団体「The Human Line Project / ザ・ヒューマン・ライン・プロジェクト」が存在し、ここにはかつてAI誘発性精神病に陥り、そこから脱却した人々も働いているとのこと。  中には失恋がきっかけで生成AIの女性にのめり込み、彼女と1日20時間を過ごし、総額4万ドルを費やした男性もおり、 誰もが最初は軽い気持ち、話のネタ、興味本位でAIガールフレンドを作るのが始まり。 「AI美女を自分に惚れさせてみよう」などと考えるうちに、AIガールフレンドへの依存が高まるのがお決まりのシナリオ。 そして相手が「ハワイに住みたい」と言えば、仕事を辞めて、家を売って本当にハワイに行ってしまうようなケースは全く珍しくないという。
 さらに妄想が助長されるうちに、実在の女性に対する暴力や誘拐未遂等に及ぶケースもあり、女性達が最も恐れているのはこの部分。 たまたま生成AIで作られた女性にルックスや雰囲気が似ているということが、女性にとっての致命的な命取りになるケースもあると言われるのだった。  

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