June Week 3, 2020
”Magnetic Eyeliner & Lash"
ストレス・フリーで目力を増す マグネティック・アイライナー&アイラッシュ


ニューヨーク市は先週月曜にロックダウンが解除され、予定通りに行けば6月22日にはオフィス業務やアウトドア・ダイニングが再開、 7月6日以降はレストランのインドア・ダイニングも解禁となって、過去100日以上に渡ってZOOMチャットでソーシャライズしていた人々が、 アプリのフィルターに頼れない フェイス・トゥ・フェイスのコミュニケーションをする機会が増えるのがこれから。
この段階で多くの女性がボヤいているのが暫しの間 メークやブロードライをさぼって、人に会わないメリハリの無い生活をしていたせいで インパクトの無い緩んだ顔、地味で眠たい顔になったということ。 ボトックスやフィラーの効果の衰えをボヤいたり、ネールサロンに行けない爪のコンディションや睫毛のエクステンションがすっかり取れてしまったことを嘆く声も聞かれるけれど、 これらのビジネスが再開されるのは7月22日以降の第4フェイズ。 でも私が知る限り、ポスト・コロナウィルスにおいては女性達がメークやスキンケアをシンプルにすることを望んでいて、 インパクトの無くなってきた顔を嘆きながらも、以前ほどはメークやパーソナルケアに時間とお金を掛けたくないという気持ちを持っているのだった。




メークをミニマムにして顔のインパクトを高めるのに最も効果的な手段と言えば、アイラッシュ・エクステンションやフェイク・アイラッシュであるけれど、 私はエクステで睫毛が傷んだ経験があるので、エイジングで新しい毛根がどんどん減っていく40歳以上にはエクステは勧めない立場。 若い世代ほど気軽にフェイク・アイラッシュをつける傾向にあるけれど、私は取れかかったフェイク・アイラッシュの女性を見かけたり、 レストランやラウンジの化粧室でグルーを取り出してフェイク・アイラッシュを付け直している様子に遭遇する度に「ここまでしなくても」と思うのが正直なところ。
その私が2年ほど前にトライしたのが、当時登場したばかりのマグネット・アイラッシュ。 メーカーのHow Toビデオでは装着が簡単そうだったので、買ってみたところこのプロダクトはとんでもなく不便な代物。 プロダクトはマグネット・テープが装着された2つのアイラッシュで自分の眉を挟むことによって、グルー無しで装着できて、 付け直しも簡単というのがウリであったけれど、2つのラッシュのマグネット同士が上手く付かないだけでなく、 2つのラッシュを睫毛の根本に装着するのは至難の業。
しかもマグネットが強力なので、間違ったポジションでくっついてしまうと、今度はラッシュ同士をはがすのが大変。 私は自分を決して不器用と思ったことは無いけれど、何度トライしても自分の睫毛の根本ではなく、その2ミリ以上離れたところにしか装着することが出来なかったのだった。 しかもアイラッシュの重さで自分の睫毛に負担が掛かるのはエクステと同じ。 そのため「マグネット・アイラッシュは二度とトライしない」と心に決めていたのだった。
ちなみに上のビデオは、そのマグネット・アイラッシュをトライしたYoutuberの悪戦苦闘ぶり。ビデオスタートから3分後から見始めるとその様子がよく分かります。




時は流れて、現在トレンディングになっているのはマグネット・アイラッシュをマグネット・アイライナーで装着させるプロダクト。 マグネット・アイライナーには磁器パウダーが含まれていて、その磁力とアイラッシュに装着されたマグネット・バンドの磁力で装着させるもの。 アイライナーは通常のインクライナーと全く同じで、ラインが乾いてからアイラッシュをつけるのが大切なポイント。 ピンセットや指でアイラインにアイラッシュを近付けるだけで 吸い付くように装着されるので とても簡単。 磁力は1日中有効で、強風でも落ちないパワー。万一ズレてしまった場合も、アイライナーをアプライし直す必要は無く、ただラッシュを付け直すだけ。
ライナーはウォーター・ベースでありながら 汗や雨で流れないウォータープルーフ。なので磁力だけでなく、アイラインも一日中持続して、 取り外す時はアイラッシュを指やピンセットで軽く引っ張るだけ。痛みや睫毛のダメージ無しに簡単に行うことが出来るのだった。
装着、取り外しが極めて簡単でストレスにならないのは大きな利点で、マグネット・バンドが付いていても非常に軽量。 自分の睫毛にマスカラをアプライするかしないかはオプションであるけれど、 マグネティック・アイラッシュとの見た目のバランスのためには下睫毛はマスカラをした方がベター。
アイラッシュさえつければ、それ以外のメークの手を抜いても、凄くきちんとメークをしたようなハッキリした印象になるのだった。






マグネティック・アイライナーとアイラッシュには複数のブランドがあるけれど、業界で最も高く評価されているのがCUBE New York でお取り扱いを始めた モキシーラッシュ。その理由はライナーの磁器パウダーの成分が敏感肌にもトラブルが無いイオン・オキシダイドで、 パラベンなどの有害物質や 鉛などの体内に永久に残る重金属が一切含まれていないことがまず1つ目。
さらにプレミアム・ミンクを用いたアイラッシュや、クルエルティ・フリーのフェイク・ミンク&シルク素材のアイラッシュなど、 ラッシュ自体の毛質が良いこと。 シンセティック等を用いた安価なアイラッシュは、目力のある若い目には違和感が無いけれど、35歳以上のフェイク・アイラッシュは 毛質にこだわらないと どうしても不自然な印象で、ハロウィーン・メークになってしまいがち。 また毛質が良いと持ちが良いので、モキシーのアイラッシュはデリケートに扱えば30回は使用が可能なのだった。
さらにはマグネティック・ラッシュの場合、マグネティック・バンドがついているのでアイラッシュが瞼のフレームに対して長過ぎてもカットをする訳には行かないけれど、 モキシーラッシュは 欧米の35mm〜36mmのスタンダードより短い33mmや、目の中央から目尻に掛けて装着するアクセント・ラッシュのオプションがあるので、 それも私が気に入った点。 加えてグルーでラッシュをつけるよりも瞼の皮膚が突っ張るような感触が少ないこともマグネティック・アイライナー&アイラッシュの 大きな魅力と言えるのだった。

モキシーラッシュについてはここをクリックしてご覧ください

執筆者プロフィール
秋山曜子。 東京生まれ。 成蹊大学法学部卒業。丸の内のOL、バイヤー、マーケティング会社勤務を経て、渡米。以来、マンハッタン在住。 FIT在学後、マガジン・エディター、フリーランス・ライター&リサーチャーを務めた後、1996年にパートナーと共に ヴァーチャル・ショッピング・ネットワーク / CUBE New Yorkをスタート。 その後、2000年に独立し、CUBE New York Inc.を設立。以来、同社代表を務める。 Eコマース、ウェブサイト運営と共に、個人と企業に対する カルチャー&イメージ・コンサルテーション、ビジネス・インキュベーションを行う。
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